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変革後の日本企業が取り組むべき3つのテーマ ― ポストイノベーションの3つの矢 ―

日本企業成長戦略のベクトル

↗ 第1の矢「バリューチェーン」
↗ 第2の矢「事業開発」
↗ 第3の矢「グローバル化」

変革を終えたリーダーたちはその理念(「ゼロベースで考えろ」)だけを残して、かつての抵抗勢力とともに組織を去っていく。しかし「変革後=ポストイノベーション」を託された次期経営者たちは戸惑う。組織の変革には合意しているが、具体的にどうアプローチしてよいかがわからない。・・・・
<中略>
本書はポストイノベーションをそのステージとし、上の3つの成長戦略ベクトルについてその具体的な進め方を考えていくものである。したがってPARTⅠ~Ⅲの3部構成となっている。
ただし本書はノウハウ本ではない。「こうすればうまくできる」というものではない。もし私がポストイノベーションで成長戦略を立案するとしたら、どのようなプロセスを踏むかと考えたものである。
日本は戦後、ゼロベースから事業を創造してきた。そこで成長した企業は、アメリカとは異なり、学者に頼らず自分たちの手で事業を立ち上げてきた。ポストイノベーションの「成長」も同じである。成熟した今の事業ばかりを見つめず、自社の能力、特に若者たちの能力を信じ、自分たちの手で成長を成し遂げてほしい。
本書はそのための前作業を代行したものである。本書から新しい成長ストーリーが生まれることを期待している。
―『プロローグ』より―

目次

  • プロローグ
  • PARTⅠ バリューチェーン
    • 第1章:バリューチェーンの背景
      • 1. 日本型VMS
        • (1)VMS の誕生
        • (2)VMS の普及
      • 2. 上流競争モデル
        • (1)百貨店の上流競争モデル
        • (2)ゼネコンの上流競争モデル
        • (3)コンビニの上流競争モデル
      • 3. サプライチェーン、競争志向型バリューチェーンの登場
        • (1)家電 VMS の崩壊
        • (2)サプライチェーンの登場
        • (3)競争志向型バリューチェーン
      • 4. 建設業界の変化
        • (1)需要の波
        • (2)労働の波
      • 5. IT 業界のソリューションビジネス
        • (1)IT 業界のサプライチェーン
        • (2)ソリューションからバリューチェーンへ
      • 6. 金融業界
        • (1)銀行のビジネスモデル
        • (2)バブル
        • (3)バリューチーンのファイナンス・パートナーへ
      • 7. 社会環境の変化
        • (1)競争から平和へ
        • (2)CSR
        • (3)顧客ニーズの多様化
    • 第2章:バリューチェーンの理念
      • 1. 理念設計
        • (1)顧客について
        • (2)ライバルについて
        • (3)バリューチェーン自身
      • 2. バリューチェンの基本戦略
        • (1)顧客戦略
        • (2)価値戦略
    • 第3章:バリューチェーンのタイプ
      • 1. 流通経路型
        • (1)日用品タイプ
        • (2)自動車タイプ
      • 2. スマイルカーブ型
        • (1)スマイルカーブ型グローバル・バリューチェーン
        • (2)ジャパニーズ・逆スマイルカーブ型バリューチェーン
        • (3)建設業界型バリューチェーン
      • 3. 異業種型バリューチェーン
    • 第4章:バリューチェーンの設計
      • 1. メンバー間の関係
        • (1)資本関係
        • (2)契約関係
      • 2. 本部の設計
        • (1)本部スタイル
        • (2)本部機能
        • (3)スタッフ機能のチェーンからの分離
      • 3. カネの設計
        • (1)プライシング
        • (2)アカウンティング
        • (3)ファイナンス
  • PARTⅡ 事業開発
    • 第1章:事業開発の背景
      • 1. 社会の変化
        • (1)人口構造の歪み
        • (2)働くヒトの変化
        • (3)スマフォの登場
        • (4)ライフスタイルの変化
        • (5)ソーシャルビジネス
        • (6)過重労働
      • 2. 事業開発シーズ
        • (1)フロービジネスのストックビジネス化
        • (2)ストックビジネスのフロービジネス化
        • (3)選択と集中
        • (4)働くヒトのマインド
    • 第2章:事業開発のフレームワーク
      • 1. 事業開発の組織
        • (1)組織としての創造性
        • (2)事業開発組織
      • 2. 事業開発戦略フロー
        • (1)事業開発の定義
        • (2)理念
        • (3)事業イメージの設計
      • 3. マーケット分析
        • (1)マーケット分析の基本
        • (2)マーケット分析のやり方
      • 4. 意思決定
        • (1)意思決定基準
        • (2)意思決定理念
    • 第3章:事業開発のパターン
      • 1. IoT
        • (1)インターネットと IoT
        • (2)IoT への歴史
        • (3)IoT の技術
        • (4)IoT による事業開発
      • 2. ソーシャルビジネス
        • (1)ソーシャルビジネスの背景
        • (2)ソーシャルビジネスの定義
        • (3)ソーシャルビジネスのフレームワーク
        • (4)ソーシャルビジネスのパターン
      • 3. ビジネスモデル変化型
        • (1)技能の技術化
        • (2)技術の技術化
        • (3)プロセスの分離
        • (4)プロセスの統合
        • (5)チャージシステムの変更
        • (6)ブランド活用
  • PARTⅢ グローバル化
    • 第1章:グローバル化の準備
      • 1. 経済学
        • (1)経済学とは
        • (2)経済学の歴史
        • (3)マクロ経済学の基本
        • (4)国際経済学
        • (5)国際法
      • 2. グローバル化の歴史
        • (1)世界的に見たグローバル化
        • (2)日本企業のグローバル化
    • 第2章:グローバル戦略
      • 1. 理念
        • (1)ガバナンスモデル
        • (2)目的
        • (3)グローバル・マーケティング理念
      • 2. 戦略ベクトル
        • (1)CSR 戦略
        • (2)グローバルモデル
      • 3. マーケティング戦略
        • (1)国別戦略
        • (2)対象国の決定
    • 第3章:グローバル組織
      • 1. 組織モデル
        • (1)基本戦略
        • (2)現状モデル
        • (3)論理モデル
        • (4)言語
      • 2. マネジメントモデル
        • (1)マネジメントモデルとは
        • (2)マネジメント3.0の誕生
        • (3)人材育成モデル
        • (4)グローバル人事評価モデル
  • エピローグ

この本は e-book(PDF) で内容をご確認いただけます。

概要

日本企業、成長戦略のベクトル
初 版 :2016年10月
発行所:同友館
価 格 :2,200円+税

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