書籍詳細
論理的な伝え方
ひこ
自分の話をわかってもらうコツは、相手に「かしこそう」というイメージを与えること
"どうしてわかってくれないんだろう"
仕事をしていて自分の考えたことや気持が相手に伝わらず、悩んだことはありませんか?こんな悩みを解決するのが本書です。
相手にわかってもらうためには、相手があなたの話を聞こうと思ってくれなくては意味がありません。そのためにあなたのすべきことは相手に「かしこい」というイメージを与えることです。あなたが「かしこい人」だと思えば相手は「この人の話を聞こう」と思うし、話す内容もきっとしっかりしていると思います。
相手に「かしこい」というイメージをあたえるには、あなたが「論理的に伝える」努力をすることです。そうです。論理的=かしこいです。
目次
- PARTⅠ:基本テクニック編
- ■Lesson1:論理的に伝えるためのムード作り
- プッシュ型かリーブ型か
- 相手の意見は変えられない
- リーブが強すぎるなら温かさを演出する
- かしこそう?楽しそう?
- かしこそうと思われるようにする
- あなたのタイプは?
- アポイントはメールで
- 身だしなみを演出する
- 相手がどう見るかを考える
- 伝える環境もタイプAを演出する
- ■Lesson2:伝える内容を論理的にするコツ
- 列挙しか考えず、もれをなくす
- 親子関係で表わす
- 関係するものをグループにする
- ユニットの属性を考える
- 整理した結果は表にする
- 重要か緊急か
- どういう順番で伝えるのか
- レジュメで確認すれば早く伝わる
- 相手が質問するように演出する
- 電話にだって使える
- 会議にだって使える
- 文書にだって使える
- ■Lesson3:論理的に話すコツ
- マナーは守るが何も期待しない
- マナー違反はしているはず
- 切り出しは普通に
- 段取りはゆっくり確認
- スピード感は相手に合わせて
- 「話す」よりも「聞く」を優先
- 相手が話しやすいようにリラックスを演出する
- 真剣さを意識する
- ディベートは絶対にしない
- 内容をその場では変えない
- 「しかし」は禁句
- 声の大きさは普通に
- いつ終わるかは相手が決める
- 議事録を作ってかしこそうと思われる
- ■Lesson4:論理的にプレゼンテーションするコツ
- 感動的なプレゼンを受けてみたいですか?
- そもそもプレゼンテーションとは
- 読んでわかるプレゼン資料にする
- 自信のなさそうな姿勢を見せる
- プレゼン資料を構造化する
- 口語と図表を使う
- 順番を考える
- 約束時間を超えたら聞いていない
- 資料は配らない
- つっこまれるためにやっている
- くだらない質問が出たら
- 答えられない質問が来たらどうしよう
- ■Lesson5:論理的にインタビューするコツ
- インタビューをPDSで考える
- なぜインタビューする権利があるのか
- インタビューリストを作る
- タイプAにはインタビューリストを事前に伝える
- タイプBへのインタビューは最後にする
- タイプCはスピードがポイント
- タイプDにはしゃべらせる
- インタビューした内容はまちがっている
- 生産性は準備がすべて
- 短く1つずつ
- 相手の答えを予想しない
- 聞くは一時の恥
- プレゼンの逆を考える
- インタビュー結果を整理するコツ
- 列挙しかしない、分析しない
- がんばって言ったとおりに書く
- ニュアンスを点数で表わす
- 次の仕事がスムーズに行くようにグルーピング
- ■Lesson1:論理的に伝えるためのムード作り
- PARTⅡ:必殺テクニック編
- ■Lesson6:勘を伝え共感する技術
- 勘を説明する
- 勘を分解する
- どれくらい売れるか
- 結果ではなくプロセスを共感する
- ブレを数字で感じる
- 十中八九終わる
- 「私の勘」では共感を得られない
- 順位付けで勘を説明する
- 順位を議論すれば共感が得られる
- ■Lesson7:知を伝え共感する技術
- 知を2つに分ける
- 仕事をたてと横に分解する
- 番号をふれば位置づけ、目的がわかる
- フィーリングだって数字にする
- 仕事のコツだって数字にする
- ■Lesson8:決を伝え共感する技術
- 決はプロセスや理由が大切
- ROIで決める
- ものさしと評価を分ける
- ものさしを10点法で表す
- 重みと評価をかけ算する
- 先が不透明でも決めなくては
- 最悪と最良を考える
- 悲観的に決めるか、楽観的に決めるか
- ■Lesson9:情を伝え共感する技術
- 情は段階で表す
- 例によってまずは要素を考える
- 顧客満足度を数字で評価してもらう
- 満足度に影響が大きいものは何か
- 評価のブレを見る
- 微妙な違いを伝える
- ■Lesson10:危を伝え共感する技術
- 危は身近な人が伝える
- 危の具体的シーンを挙げる
- 想定していないトラブルの対応策を考える
- 危を数字で表現する
- 手を打って変化を見る
- 危の対応を共感したい
- 2つの危はトレードオフ
- ■Lesson6:勘を伝え共感する技術
- エピローグ
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概要
- 論理的な伝え方を身につける
- 初 版 :2011年4月
- 発行所:PHP研究所
- 価 格 :720円+税