書籍詳細
ビジネスの常識が一冊でわかる本
ひこ
スピーディかつ体系的にビジネスの常識を身につけられる!
TOB、持株会社、CSR、キャッシュフロー、限界利益、CRM、RFID、ゼロサムゲーム、PPM、ERP
この10個の言葉のうち、知っているものはいくつありますか?
これらの用語はすべてビジネスの常識です。
常識は「知っていてあたり前」ですから、知らないと恥ずかしいだけでなく、仕事の能力さえも疑われます。
本書は"常識の範囲"を1冊に絞りました。そして常識をスピーディかつ体系的に獲得できるように、その中身だけでなく、「学習術」という名で「常識の身につけ方」も書いています。
たった200ページちょっとの本書を読めば、あっという間に常識が身につきます。そしてこれを身につければ、あなたはまわりからこう言われます。
「あなたって本当に色々なことを知っていますね」
目次
- 第1章 ヒトに関する常識
- 学習術その1:会社の仕組は「システムで考える」
- 01 会社を定義する
- 02 株式会社の仕組
- 03 会社というシステム
- 04 会社の死
- 学習術その2:外との関係は「コーポレートガバナンスの変化で考える」
- 05 株の上場
- 06 株取引のルール
- 07 日本的株式会社
- 08 アメリカ的株式会社
- 09 会社と会社が手を握る
- 10 持株会社は再編と統合
- 11 会社と社会の関係
- 学習術その3:タテの関係は「マネジメントをサービスと考える」
- 12 階層の4つの意味
- 13 PDSと権限委譲
- 14 マネジメントのためのルール
- 学習術その4:ヨコの関係は「人間関係を考える」
- 15 組織構造のパターン
- 16 職場の人間関係
- 17 働くスタイル
- 【常識トレーニングその1】:新聞にコメントしよう
- 学習術その1:会社の仕組は「システムで考える」
- 第2章 カネに関する常識
- 学習術その1:カネの世界は言葉の定義をはっきりさせる
- 01 会計と財務の違い
- 02 会計のパターン
- 03 B/S、P/Lは集計表
- 学習術その2:B/Sは純資産が計算値とわかればOK
- 04 資産はカネになりやすさを見る
- 05 負債はカネの集め方を見る
- 06 純資産は財産と借金の差
- 07 株主から集めるカネ
- 学習術その3:P/Lはいつ計上するかがポイント
- 08 売上を立てるタイミング
- 09 棚卸は利益計算
- 10 本業の利益と普通の利益
- 学習術その4:キャッシュフローがわかれば企業価値がわかる
- 11 仕訳という不思議なルール
- 12 簿記はbook-keeping
- 13 減価償却は費用を使う期間に分ける
- 14 減価償却は入ってくるカネ
- 15 キャッシュフローで経営を考える
- 16 今のカネと将来のカネ
- 17 株価を企業の価値で考える
- 【常識トレーニングその2】:業績のコメントに反論しよう
- 学習術その1:カネの世界は言葉の定義をはっきりさせる
- 第3章 モノに関する常識
- 学習術その1:マーケットの立ち上がり時は生産性と品質がテーマ
- 01 マーケットの変化をとらえる
- 02 同期化して生産性を上げる
- 03 品質は数字
- 04 品質管理は「測る」こと
- 学習術その2:マーケティングの用語はビジネスでよく使われる
- 05 ゲームと戦争をマーケティングに
- 06 競争マーケティングの原点
- 07 成長ベクトルを考える
- 08 マーケティングの4P
- 09 プロモーションのパターン
- 10 ポートフォリオを考える
- 11 成功シーンをイメージする
- 学習術その3:流通は何が変化しているかを知る
- 12 日本的流通構造の崩壊
- 13 店舗でのマーケティング
- 14 カンバンとロジスティックス
- 15 在庫を減らす
- 学習術その4:現代マーケティングはアライアンスとカスタマー
- 16 サプライチェーンを作る
- 17 エリアのパイ
- 18 ロイヤルカスタマーを大切にする
- 【常識トレーニングその3】:会社の戦略にコメントしよう
- 学習術その1:マーケットの立ち上がり時は生産性と品質がテーマ
- 第4章 情報に関する常識
- 学習術その1:ITのキャッチコピーはベンダーからの提案
- 01 ITが生んだレガシー
- 02 レガシーを捨てる
- 03 ITを売る会社
- 04 ITキャッチコピー
- 学習術その2:
- 05 データを情報に
- 06 仕事に使える情報
- 07 データ加工のコツ
- 08 ITで予測する
- 09 アナログからデジタルへ
- 学習術その3:なぜインターネットは生まれたのか
- 10 インターネットの誕生
- 11 インターネットの技術
- 12 インターネットでビジネスをする
- 13 セキュリティを考える
- 学習術その4:法律は「何が決まっているか」を知る
- 14 法律の世界
- 15 インターネットに関する法律
- 16 消費者と環境を守る法律
- 17 標準化とISO
- 18 知的財産に関する法律
- 【常識トレーニングその4】:自社の情報システムに意見を言おう
- 学習術その1:ITのキャッチコピーはベンダーからの提案
- 第5章 知識のクロスオーバー
- クロスオーバーその1:ヒトのカネの関係
- 01 給与の仕組
- 02 給与が変わる
- 03 所得としての給与
- 04 予算で企業をシステム化する
- クロスオーバーその2:ヒトとモノの関係
- 05 セールスをモデル化する
- 06 リスクは消えない
- クロスオーバーその3:ヒトと情報の関係
- 07 人事評価は価値算定
- 08 コミュニケーションは非同期へ
- 09 ITリテラシーの逆転
- 10 情報システム部と情報システム委員会
- クロスオーバーその4:カネとモノの関係
- 11 経済学者
- 12 経済学のキーワード
- 13 景気という波
- クロスオーバーその5:カネと情報の関係
- 14 シミュレーションの代表「CVP分析」
- 15 情報の価値を算定する
- クロスオーバーその6:モノと情報の関係
- 16 モノを作るためのIT
- 17 モノを買うためのIT
- 18 モノを売るためのIT
- クロスオーバーその1:ヒトのカネの関係
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概要
- ビジネスの常識が一冊でわかる本
- 初 版 :2010年5月
- 発行所:PHP研究所
- 価 格 :800円+税