書籍詳細

本書はこれまで私が考え、実践し、本として書いてきた「コンサルティングのやり方」を、「基本」をキーワードとして体系化し、理論化したものである。だから私のコンサルティングに関する出版物の集大成と言ってよい。

本書は私がかつて書いた数十冊の本に比べ極めて長い時間を費やして書き上げたものであり、結果として私の20年間のコンサルタント人生で得たコンサルティングノウハウをすべて出し切ったものになったと自負している。
書き上げた今、あたり前の話ではあるが、多くのコンサルタント、コンサルタントを目指す人たちに本書を読んでいただきたいと切に願っている。さらにはコンサルティングを依頼しようかどうか悩んでいる方にも「コンサルティングのメニューブック」として読み、世の中にこういうコンサルティングを業としているプロフェッショナルがいることをいることを知っていただきたい。
コンサルタント、そのクライアントの方々が本書の「基本」を使ってコンサルティングを行い、使い勝手の悪い点、改良すべき点などを指摘していただきたい。それが新しいコンサルティングの基本を生むと思う。