書籍詳細

私は16年前にコンサルタントとして独立し、さまざまな局面で、さまざまな企業を見てきました。そしてその「企業を見た」ことが、コンサルタントとしてのかけがえのない財産だと思っています。
私が見てきたシーンは、例えば「コンサルタントとして、クライアントが何とか良い企業になって欲しいと思って見る」「クライアントのマーケティング戦略を考えるために、ライバル企業やその顧客企業を見る」「経営者養成塾、リーダー塾のケースワークの教材を作るために、対象企業の戦略を見る」「中小企業診断士として、診断のために見る」…。＜中略＞
自らが試行錯誤でやってきた「企業を見る」という仕事を、誰にでも使える「ノウハウ」にして、後世に残したいという思いにかられました。本書は特定の企業を外部から見る時の「教科書」であり、「ノウハウ本」であり、「マニュアル本」です。